脇坂工務店

いつも家族の気配を感じる家新築｜K邸｜石狩市｜2008年竣工

　「土地探しから建築士の紹介まで、全部脇坂さんにお世話になりました」というＫさん。２世帯住宅を建てるにあたり、以前から空手を通じ交流のあった脇坂工務店の脇坂社長に依頼した。
　雑誌を見て「こういう家にしたい」と研究を重ねてきた奥さん。「明るい家」「リビングからの階段」「収納が多い」「和室」といった条件のもと提案されたのが、吹き抜けのＬＤＫを中心に、どこにいても家族の声や気配を感じられる、明るく暖かな家だった。２階のファミリールームからキッチンまで、間仕切りのない大空間。その天井は細い木の梁をそのまま現し、開放感とデザイン性の高い設計となっている。
　「キッチンから外が見えるようにとか、家事動線を確保しつつ食品庫はたっぷり、おまけに風水まで、いろいろ注文をつけたんですけれど、思った以上の提案をしてくれて大満足の出来です」と喜ぶ奥さん。内装は温かみのある木を使ってナチュラルに。一日中光に満ち、明るい家となった。
　「なぜか落ち着く家なんです。友達を呼ぶ機会が増えました」とＫさん。小上がりの和室も大活躍という。家族が集い、友が集う家は、そのままＫさん一家の明るく気さくな人柄を表しているようだ。

住宅雑誌Replan vol.83掲載記事