野瀬栄進さんの語る 音楽室の魅力とは
- コンポーザー・ピアニスト
野瀬栄進さん -
北海道小樽出身。
1992年よりカリフォルニア、1995年よりニューヨーク在住。
Mannes College of Music, New Schoolジャズ科卒業。
ジャッキー・バイヤード、リッチー・バイラーク、フィル・マルコウィッツ、バーリー・ハリス、ラス・ロッシング各氏に師事。ヘルマン・ディアス氏にクラシック・ピアノを師事。
ジェイムス・コマック、マット・ウィルソン、エリオット・ジモンド、トニー・モレロ、ジェフ・ウィリアムス、グレゴア・マレット、デュアン・クック、デイブ・アンブロシオ、デイビット・スミス、ティム・アマコスタ、トラビス・サリバン、ボブ・マイヤー、ブルックリンビッグバンド、井上陽介、小山太郎、武石聡、東原力哉、安ヵ川大樹、与世山澄子、奥野義典、小山彰太、他数多くのミュージシャンと共演。Blue Note NYを始めとする数々のクラブに出演、アメリカ、南米、日本などで演奏活動中。
公式サイト

『夢のピアノルーム』
コンポーザーピアニストの野瀬栄進です。
1991年に渡米し、現在は小樽・張碓にスタジオを持ち、日本とアメリカの二拠点で活動しています。
渡米して最初の2年間は、学校の練習室や大学の練習室をなんとか確保して練習する日々で、ピアニストにとって大きな課題である「練習場所」には本当に苦労しました。
ニューヨークのアパートにピアノを置いて自由に練習できるようになるまでには5、6年。
さらに、自分が本当に気に入ったスタインウェイのピアノを手に入れるまでには、12〜13年の年月がかかりました。
ピアニストにとって、
誰にも邪魔されずに音を出せる場所、
しっかりとした防音、
良い雰囲気、
良い眺め、
そして最高のピアノ。
そんな条件が揃う練習室は、まさに「夢の場所」です。
脇坂さんは、それを実現してしまいました。
何度か使わせていただきましたが、これは音楽家にとって想像を超えるほど素晴らしい環境です。
娘さんがピアニストということもあるのかもしれませんが、ここまで音楽家のことを考えて練習室を設計する工務店さんは、まずいないと思います。
一般的な防音練習室は、窓もなく、味気ない空間で、音も響かない。
街の練習室では、隣のミュージシャンの音が漏れてくることも珍しくありません。
作曲などの創作活動をするには、そうした環境ではなかなか難しいものです。
しかし脇坂さんのピアノルームは違います。
窓の外には緑が広がり、海も見える。
音響を考えた練習室でありながら、休憩中には自然の景色を眺めながら心を休めることができます。
また、環境が素晴らしいからといって、あまりに大きな空間では集中できないこともあります。
ピアノの練習や、私の場合は作曲をするには、少しコンパクトで、音楽以外のものが視界に入らない空間というのは、実はとても理想的な環境なのです。
そしてピアノは、スタインウェイのグランドピアノ。
これ以上ない贅沢な設備です。
内装のデザインも、一般的な無機質な練習室とは違い、とても美しく、自然と気分も高まります。
音楽家なら誰しも「こんな練習室が欲しい」と思うに違いありません。
まさに 夢のピアノルーム です。
またぜひお伺いしたいと思います。


















